結婚を機に転居＆転職した看護師さんの体験談。出産を視野に入れて選んだ転職先とは？
出産を望むのはいけない？看護師の結婚と出産
私は学校を卒業してから地元の総合病院で看護師として働いていましたが、結婚を機に夫の実家のある神戸に転居し、そこで中規模病院で働くようになりました。
転職の際は、出産のことも視野に入れ、子育て支援が整っている病院、子育て経験のある看護師さんが多数いる病院をという基準で選びました。ただ、転職してすぐに産休を取りづらいというのもあり、生活の基盤も整っていなかったので、しばらくは子供を作らずに働いていたんです。
そして、転職後、2年勤務したところで、29歳の時、そろそろ大丈夫かなと思っていたら、幸運なことにすぐに子供を授かりました。
出産を視野に入れた職場選びが重要
また、病院も理解のあるところだったので、夜勤も免除してもらえました。看護師の友達に話を聞くと、
産休直前まで夜勤をしていたことや、妊娠してから周りのスタッフから白い目で見られたりしたことなど…、
そんな話を聞いていたので、私は本当に職場に恵まれたと思います。
産前6週間まで働き、無事出産し、産後は半年で復帰しました。看護師は立ち仕事で、夜勤もあり、切迫流産するケースが多いなんて話を聞いていましたが、私は何の問題もなく順調に出産できて本当によかったです。
子育て看護師にやさしい制度にサポートされて
復帰後は病院内の託児所に子供を預けることもできましたし、時短勤務にしてもらい、残業、夜勤も免除してもらいました。
もちろん、お給料は少なくなりましたが、時短勤務でないととても働けません。
時短勤務でも仕事は全力投球です！みんなよりも時間が短い分、効率よく働くように意識しました。申し訳ないという気持ちもありますが、周りの方は「私も時短で助かったから」「私の番になったらお願いしますね」なんて声をかけてくれて本当に感謝しています。
時短制度などに理解のある病院を選ぶ
私は本当に恵まれた環境で働いているんだと思います。実は結婚前に働いていた病院では、時短の看護師さんに対する嫌がらせがひどかったんです。
それもあって、転職するときは時短制度があり、その制度に対する理解がある病院ということで今の勤務先を探したんです。
もし、結婚し、子どもが欲しいと思っている看護師さんは、就職・転職の際、きちんと調べておくといいと思います！