療養中に看護師をやめることも考えたが、諦めきれなくて、eラーニングで学び、
訪問看護師としての道を歩み始めた看護師さんの体験談。
eラーニングで学び、看護師として新たなステージへ
私は2年のブランクの不安から、eラーニングで勉強し、訪問看護師として復職しました。なにもせずに職場に戻るのは心配という方には、eラーニングはおすすめだと思います。
私が仕事をやめた理由は、ハードな看護師の仕事に体調を崩してしまったからでした。しかし、体調が回復してくるにつれて、やはり看護の仕事が諦めきれない自分がいることに気がつき、復帰したいと強く思うようになったんです。
退職から半年たって、通常の生活ができるくらいにはなりましたが、以前のように残業は当たり前、ひどい時は日勤と夜勤の通しもあるなんていう過酷な職場で働くのは無理だな、なんて悩んでいました。
時には、看護師という仕事に向いていないのかとも思いましたね。実は、退職間際の時は、体だけでなく、精神的にも追い詰められてしまっていましたから。
看護師を諦めきれず
そんなこんな考えつつ、働かなければ食べていけないということで、全然関係ない職種でアルバイトをしていましたが、やはり、もう一度、看護師に挑戦したいと思い、本格的に復職を考えるようになりました。決意した時には、退職から2年が経ってしまっていたんですけどね…
となると、今度はブランクが気になってくるんですよね。それに、せっかくだから今までとは違った働き方も模索したいとも思っていましたし。そんな時、ふと兵庫県の看護協会のサイトに行ったんです。するとそこには訪問看護のeラーニングの受講生募集のお知らせが!(ただし、今は募集は終了しているようなので、気になるかたは直接看護協会への問い合わせてみてください!)
eラーニングのメリット
そこで、すぐに申込み、受講を始めました。eラーニングのいいところは自宅のパソコンで、自分の好きな時に好きなように学べるところ。アルバイトしながらでも無理なく学ぶことができるのは助かりました。eラーニングでの学習が修了したら、実習しながらの勉強ですが、なんだか久しぶりに看護の現場に触れられて嬉しかった覚えがあります。そこでの実習が終わると「訪問看護研修ステップ1修了証書」がもらえましたよ。
転職はコンサルタントに相談しながら
でも、修了証がもらえたからといって、就職がすんなり決まるわけではないんですよね…。でも、eラーニングで学んだことで自信がついて、その次のステップへの一歩が踏み出しやすくなったと思います。学びながら、転職サイトに登録し、そちらの転職コンサルタントさんに相談しながら、訪問看護師の仕事を探しました。そして、内定をもらうことができたんです。
今では訪問看護師として、やりがいをもって働いています。私には訪問看護師の仕事が合っていると思います。一人ひとりの患者さんに、より近い距離で接することができるのが、この仕事の一番の魅力です。また、ほとんど外に出ているので、職場の人間関係のわずらわしさも感じずにすみます。まあ、今の訪問看護ステーションでの人間関係はとっても良好ですけど。